令和1年初日。本日も雨です。
元号が変わる時間までそわそわしながら、一人晩酌をやりながら待っておりました。
子供が出来る前までは、しょっちゅう奥様と飲みに行っていたのですが最近はもっぱら一人晩酌です。(奥様は妊娠を機にお酒をやめました)
会社は車通勤の為、仕事終わりの飲み会も一切ありません。
どんどん飲む機会が減ってきております。
このGWも奥様と子供の体調が悪く、一切外出出来ない状況です。
ですので、改めて6月にちょっと休みをとろうと画策中です。(可能なら)
最後の同期からの連絡
激動の平成を共に戦ってきた同い年の男から突然連絡がありました。
彼とは飲食業で働くことになった24歳の時に出会い、共に切磋琢磨しながら頑張ってきた仲です。
お互いに嬉しいことがあったときには共に喜び合い、悲しいことがあったときには一緒に涙したりと飲食業は共に過ごす時間が非常に長い為、家族のような存在になっておりました。
一緒に働いていた20代の飲食業時代は本当に楽しかったです。売上も右肩上がり、給料の上がり方もほぼ垂直飛びのような上がり方の時代でした。
ただ、サービス業以外の友人とは全くと言っていいほど会えなかったですね。
週末や土日開催の同窓会やイベントなどはほとんど参加出来ませんでした。
知り合ったり、飲みに行ったりは同業他社の方しかいませんでした。
20代ではお互いの夢や野望を語りあっていましたが、1人また1人と飲食業から離れていき30代では初期の友人はほとんどいない状況でした。
飲食業で体感した実際の離職率
ご存じの通り、飲食業の離職率は非常に高くどれくらいかと言いますと
30%くらいは多いと思わない数字です。
一番多かったところは
80%ほどのところもありました。(ほぼいなくなりました)
20代で夢を語り合った仲間もほとんどが結婚(子供が出来た)を機に去っていきました。
その中で最後まで残っていた仲間が1人だけいました。
冒頭の連絡をくれた男です。
昨日、その男が飲食業を去りました。これで夢を語り合った仲間達は1人もいなくなりました。
彼曰く
「平成の時代に夢見てやってきたが、平成の終わりで一区切りつけたかった」
とのこと。
なぜ今この時期に辞めようと思ったのか
要因はいろいろとあるようですが、
飲食業界を取り巻く変わらない環境が大きな原因の一つと思っています。
デフレ、人件費高騰、人員不足・・・
私達の世代は
「マンパワー」
で乗り切ってきたことが多くありましたが、上記の問題はもはや個人の力ではどうしようもないことです。
飲食業を経験された方はほとんどがこのように感じていると思います。
最後に
飲食業だけではないですが、
令和に希望をもって生きていきたい!
と強く思います。
この友は社会人になって初めてのGWを満喫するとのことです。
精一杯楽しんでもらいたい!
心からそう思います。